ハワイの月の満ち欠け(月齢)~古代ハワイの三十夜を数えよう
- ~新月(朔)から満月(望)、そして再び、新月まで~
※数秒すると自動再生されます - 古代のハワイの社会においては、一日の始まりは 朝ではなく、月の出と共に始まり
- 人々は一夜一夜に名をつけ 、先人の知恵を得て、月の満ち欠けに合わせて漁や農耕生活を営んでいました
- 第一夜 ヒロ HILO (新月)
カプクー(クー神のカプ)が始まる第一夜ヒロは、農作物の収穫には適さないものの、深海沖での漁には最適の日とされていました - 第二夜 ホアカ(HOAKA)
第二夜のホアカは三日月の最初の夜で、精霊がこの日は魚たちを怖がらせるため、漁業には適さないとされていました - 第三夜 クーカヒ(Kū-Kahi)
第三夜クーカヒのカヒは数字の1で、クー神の第一夜という意味で、この夜、カプクー(クー神のカプ)が解け、4日続くクー期に入ります。 - 第四夜 クールア(Kū-Lua)
ルアは数字の2でクールアはクー期の第二夜を意味します。またクーはハワイ語で「立つ・隆起する」という意味があることから、クー期には植物が隆起すると考えられており、 - 第五夜 クーコル(Kū-Kolu)
このためこのクー期は特にタロイモの植付けに適し、また漁にも良い期間とされていました。コルは数字の3で、クーコルはクー期の第三夜という意味です。 - 第六夜 クーパウ(Kū-Pau)
パウはハワイ語で終わりを意味し、クーカヒから4日続いたクー期がこの日で終わります - 第七夜 オレクーカヒ(ʻOle Kū-Kahi)
第七夜はオレクーカヒで、ここから4日間は、先のクー期の4日間の名前に、ハワイ語で皆無 (不成就) を意味する「オレ」をつけた名前となっています - 第八夜 オレクールア(ʻOle Kū-Lua)
オレの意味する通り、不成就とされるこのオレ期には、農作物の植え付けは一切行われませんでした - 第九夜 オレクーコル(ʻOle Kū-Kolu)
漁についても、満ち潮の影響で海が荒れることから、不漁の日とされていました - 第十夜 オレパウ(ʻOle Pau/ʻOle Kū-Pau)
4日続いた不漁不作のオレ期は第十夜のオレパウ(オレクーパウの「クー」を省略)のこの日で終了となります - 第十一夜 フナ(Huna)
第十一夜のフナにはハワイ語で「隠れる」という意味があるため、地面に隠れている根菜などの植え付けや、岩場に隠れがちな魚の漁に適した夜とされています - 第十二夜 モーハル(Mōhalu)
第十二夜モーハルは、この夜の月のようにまん丸に育ってほしいという願いをこめて、農作物の植え付けが行われていました - 第十三夜 フア HUA (満月)
十三夜のフアは卵という意味で満月の形を表わし、古代ハワイではこの日からが満月の夜とされ、植物の植え付けや漁にも適しているとされていました - 第十四夜 アクア AKUA (満月)
ハワイ語で神を意味するアクアの名前の第十四夜の日には、様々な神々へ供え物が捧げられました - 第十五夜 ホク HOKU (満月)
十五夜のホクには、並列に植えられる植物に適した日とされていました - 第十六夜 マーヘアラニ MĀHEALANI (満月)
第十六夜マーヘアラニは、古代のハワイの満月4夜の最終夜とされ、全ての物事が成就する日とされていました - 第十七夜 クル(Kulu)
第十七夜クルは、神々に最初の収穫を供える日で、漁業に適した日と考えられていました - 第十八夜 ラーアウクーカヒ(Lāʻau Kū-Kahi)
第十八夜のこの日から3日間は、クー期の名前の最初に今度はハワイ語で草木を意味する「ラーアウ」をつけた名前となっており、植物に深く関係した期間とされていたため、 - 第十九夜 ラーアウクールア(Lāʻau Kū-Lua)
この3日間は特に薬草などのハーブの収穫に最適とされる一方、果実が草木のような味気ないものになることを懸念して、果物の植樹は控えられていました - 第二十夜 ラーアウパウ (Lāʻau-Pau)
草木(ラーアウ)に関する3日間は、この第二十夜のラーアウパウ(ラーアウクーパウの「クー」を省略)で終了します - 第二十一夜 オレクーカヒ(ʻOle Kū-Kahi)
第二十一夜のオレクーカヒから3日間は、第七、八、十夜と全く同じ名前となっており、オレ(皆無・不成就)期となります - 第二十二夜 オレクールア(ʻOle Kū-Lua)
このため第7-10夜と同じく、この3日間は漁も耕作も行われませんでした - 第二十三夜 オレパウ(ʻOle Pau)
第二十三夜オレパウはオレ期が終わり、同時にカナロア神とカーロア神の夜の始まりとなり、これらの神々へ供え物が捧げられました - 第二十四夜 カーロアクーカヒ(Kāloa Kū-Kahi)
第二十四夜からはカーロア神のカプに入るため、この日より3日間はクー期の名前の最初に「カーロア」がつけられています - 第二十五夜 カーロアクールア(Kāloa Kū-Lua)
このカーロア期の3日間は、つる草のような茎の長い植物の植付けや、貝・甲殻類の漁に適した時期とされていました - 第二十六夜 カーロアパウ(Kāloa Pau)
3日続いたカーロア神のカプは、カーロアパウ(カーロアクーパウの「クー」を省略)のこの日、終わりとなります - 第二十七夜 カーネ(Kāne)
第二十七夜はカーネでこの日から2日間は、カーネ神とロノ神の最も厳粛なカプ期となり、これらの神々への祈祷が終日繰り広られ、 - 第二十八夜 ロノ(Lono)
特にこの2日目となるロノの夜には、ロノ神への雨乞いの祈祷が主として捧げられました - 第二十九夜 マウリ(Mauli)
第二十九夜のマウリは、引き潮であることから、漁に適しているとされ、また、この日には多くの婚姻の儀式が行われました - 第三十夜 ムク MUKU (新月)
第三十夜のムクは新月の夜で、月が太陽の影となって登るため、月は完全に隠れてしまいますが、漁には適した日とされていました
































