ディズニー映画『モアナ』の中のポリネシア神話!

Aloha ahiahi kākou! (みなさん、こんばんは!)

さて、記事のシェアを一件 (o^.^)v

もう皆さん既にご存じかもですが、、、
ディズニーの新作アニメ<Moana>の主人公、モアナ役の声優さんが発表されましたね!
抜擢されたのはオアフ島ミリラニに住むまだ14歳の少女だそうです。
本当に若くして夢をつかんだプリンセスですね。

ところでこのモアナの横に立つ、大きな釣り針を背負った男性はというと?

彼はポリネシアの島々 (特にニュージーランドの先住民マオリ族)の古い神話に出てくる<マウイ>という名の半神半人の英雄(Demi-god) なんです。
そしてハワイにもこの半神マウイに関する神話がいくつかあるんですよ。

中でも、大きな釣り針で、マウイ島をハワイ島に引き寄せ二島をくっつけようとして失敗し、マウイ島の一部がハワイ島まで飛んできて、ヒロ近海に小さな島ができたという話はとても有名です。

でも、、実はこれらエピソードの一部は、ハワイ語が禁止された直後の子供たちの英語の教科書の中で、一部書き換えがなされたそうです。

例えば、マウイ島の名前が彼の名前から来たという話もその一つ。
でも実際は、神話の中の半神マウイは Māui<マーウイ>、いっぽう島名のマウイは Maui<マウイ>と、元々ハワイ語がわかる当時の大人にとっては全く違う言葉だったそうです。

では今回のディズニー映画では?

この映画は南太平洋が舞台ということで特にハワイ語の範疇ではない*ですが、おそらく多くの南太平洋の島々でも<マーウイ>だと思います。
でもこれはディズニー映画で英語で制作されるので普通に<マウイ>ですね(^^)

*モアナとはハワイ語はもとより、そのルーツとされるサモアやトンガ、その他のポリネシア諸国の言語で<海>を意味します。
スワヒリ語でもという話も。。?
また、現在発表されているモアナの父の名前 Tui は、マオリやサモアンに多い名前ですね。
そのため映画が特にハワイが舞台のお話と限定はできないんですよ。
(その前に、この神様の全身を覆うタトウーやモアナの服装が既に南太平洋ですね。。)

それにしても古代ポリネシア人の航海の様子や、ハワイの文化のルーツまでもが垣間見れそうなこの作品、発表があるたびにいろいろ期待が膨らんできて、来年秋の公開がとても待ち遠しいですね(o^.^)v

それではまた明日!
I ka lā ʻapōpō!

ニュースに関する記事はこちら ⇒ 出典: Yahoo!Movies

 

**ハウマーナのためのハワイ語1日1語**

※ツイッターTwitter@OleloHIでも同時更新中です
Also follow us on Twitter @Olelohi!
Facebookページへはこちらから

(※このサイトの投稿日時はアメリカ合衆国西海岸標準時間です)



同じカテゴリーの記事一覧を見るその他ハワイの話あれこれ

ホームへ戻る ⤴⤴