モーハラ・イリマの女性たち

Aloha Mai Kākou!

わりと同じ意見の方が多いかな、と思うのですが

メリーモナークの競技を見ていると、たとえ緊張と興奮の中であっても、なんだかほっとするチームってありますよね。

私にとってのそれが、多くの人が “Women of Mōhala ʻIlima” と呼ぶ、モーハラ・イリマの女性たち なんです。

彼女たちの演技は、たとえそれが競技中であっても、どこかいつも自然体で、、

まるでハーラウ内で互いのカーヘアとイプへケの響きに酔い
規則正しく繰り返されるウエヘの振動に酔い
全員が夢中になって練習している

そんな静けさと緊張が混在する<心地よい波動>がパフォーマンスの中に流れているんです。

たくさんの華やかな写真の中から、メリーモナーク・リハーサルの上記の写真を選んだのも、どんな衣装でもどこであっても、必ず伝わって来るものがあると思ったからです。

そのまま 森の中 に舞台を移して、そこで皆が黙々と一体となって踊っているような。

かと思うと、水玉模様のスカーフをつけて、今にもガールスカウトのボランティアを全員揃って始めそうな。

ヒマラヤの奥地で僧侶たちが繰り広げる、心に響き渡る単調な読経の中に入り込んでしまったような。

mohala Ilima

人間には皆、切り離すことのできない持って生まれたカルマ(業)があると云われていますが、実は私はハーラウそのものにも カルマ があると信じています。

学校や、会社にもあると思っています。

そしてこの彼女たちが一体となって放つ、静かなエネルギーのようなものが、このハーラウのカルマそのもののように感じるのです。

ハーラウ内に引き継がれてきた伝統と秩序と、ハウマーナ同士の絆、それがカルマのように存在し、彼女たちの踊りににじみ出る。

そしてそれはおそらく、クムフラ マープアナ・デ・シルヴァ(Aunty Māpuana de Silva)と、彼女の師やパートナー、彼女の人生に関わり、影響を与えてきた人たちの生き方と精神(スピリット)が、そのままハーラウに引き継がれ流れているのかな、と思ったりします。

そこで今日は、いつもよりそれが強く感じられた、2008年のメリーモナークでのフラ・アウアナをシェアすることにしますね(o^.^)v

この演技は静かな緊張やエネルギーみたいなものが特に出ているというわけでないですが、見た人の多くが<ハーラウ・モーハラ・イリマ>を強く感じ取った演技だったのではないかと思います。

<モーハライリマの女性たち>らしい素直で素朴なハウマーナたちの歌声で始まり、最後は決してその表情から笑顔が途絶えることのないクムフラ自身が、ステージ中央の通路から、ステージ上のハウマーナたちを包み込んで導くように踊ったのがとても印象的で、記憶に残っている人も多いと思います。

会場全体がアロハと笑顔で満ちて行き、ダンサーがホイ(ホッイ)で退場していくのがちょっぴり寂しい💦そんな演技でした。
右下のボタンでフルスクリーン横画面にして見て下さいね。

*最初の部分と5分10秒からのホイが感動的ですよ

ちなみにこのカイ<Kaʻi>とホイ<Hoʻi>(入場と退場部分)は、今月のメレでも紹介した プア・リリレフアです💕

最後のコーラスと演奏の入り方が感動的で、観ると私は必ず涙腺が緩みます。
この歌声と生演奏のアレンジで(観客の拍手も含めて)CDが出ればいいなーと思うくらいです。

この曲はアンティ・マープアナや、数えきれないほどの多くのクムフラを育てあげた、偉大なクムフラ、アンティ・マーイキ(Aunty Māʻiki)のために書かれた歌ですが、もし彼女がこの演技を見たら、きっと心から誇らしく思ったと思う、そんな名演技です。

また、古いメレの多くはソースが同じなため、元々ハーラウ間の振り付けにあまり差異はありませんが、私がこの曲の振り付けを最初に習ったのも、実はアンティ・マーイキの流れを直に汲むハーラウにいた時だったこともあり、この演技と同じく身振りをミニマル(最小限)に抑えた、優しくて奥ゆかしく、古き良き時代の カウアイ・スタイル の動きだったんですよ💛

またいつの日か、このスタイルのフラを踊れる機会があればいいなと思います

Aloha!

**フラな日々 ~E Hula Mau~**

Photo | Nick Tomasello/Staradvertizer

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